| ★通常総会を開催します 特定非営利活動法人トラストサルン釧路の平成30年度の通常総会を、下記のとおり開催いたします。会員の皆さまに置かれましては、ぜひ参加いただき、会の活動内容及び今後の活動方針について、活発なご意見をいただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。 日時 平成30年6月10日（日）午後3時10分より 場所 釧路市生涯学習センターまなぼっと703号室（釧路市幣舞町4番28号） 議題 ・平成29年度の活動報告 ・平成29年度の活動決算と監査報告 ・平成30年度の活動計画および予算 ・基本資産から運用資産への組入れについて ・定款の一部変更について ・役員の改選 ★湿原のニュース ◎緑化作業が始まりました 釧路湿原も遅い春を迎え、例年のように緑化作業が始まりました。厳しい寒さと春先の大雨のため、小さな苗は凍上で浮き上がり、重い雪でシカ除け柵も倒れたところがあります。これらの修復から作業が始まりました。5月20日には春の植樹祭（湿原再生の森づくり）が予定され、ボランティア植林も6月3日まで続きます。その後も苗畑作業などがありますので、皆さまのご協力をお願い申し上げます。 ◎保護地内でタンチョウ繁殖か 釧路湿原のなかでも国立公園地域から外れている南部湿原では、自動車道路や大規模な太陽光発電施設（メガソーラー）の建設のため、湿原の破壊と消失が進んでいます。そんななか、トラストサルン釧路の自然保護地内でタンチョウが営巣したという情報がありました。本当だとすれば保護地で湿原環境を保全した意義があったことになり、本当にうれしいことです。 また保護地周辺で、これも湿原を棲みかとする希少猛禽類のチュウヒも確認されており、国立公園の拡大や湿原破壊の防止が急がれます。 ◎保護地観察会を行ないます 昨年末に成立した第27号自然保護地の観察会を、7月22日（日）に行います。27号地は、達古武沼とＪＲ釧網線との間に広がる湿地のうちの広い面積を占めています。この湿地は、以前はミズゴケの広がる高層湿原でしたが、最近は増水により冠水することが増え、ミズゴケ群落が衰退していくことが心配されています。この保護地を夢が丘展望台から見下ろすことができますので、往復2時間ほどの散策となります。 達古武オートキャンプ場前に9時30分集合、昼までです。散策に適した服装と持ち物でご参加ください。 |